2019年4月6日読了時間: 5分

４００名のお花見会

更新日：2019年4月7日

１つ前のブログに書いた、クライアント様を招いてのパーティーが無事木曜日に終わり、昨日は終日片付けや掃除でした。夜、帰りに久しぶりに会う友人に誘われて顔を出しビールをプハ〜。夜は撮影準備や溜まったデスクワークを…。久しぶりにたくさん寝ました〜１０時間、スッキリ！。これから撮影の仕事の前に記録を。集合写真は嵐の前の静けさ（笑）

当日は１６時〜２１時までの開催時間中、料理学校のワンフロアが常に満員電車状態で、毎年古い校舎の床が抜けるんじゃないかと心配になるほどの大盛況。

いつもお世話になっているクライアント様をはじめ、著名料理家のみなさま、有名雑誌編集部の皆様、芸能人の方々まで、江上家の人脈のすごさに驚く一日です(ﾟ∀ﾟ)びっくりな光景なので人混みの写真載せたいですが撮ってはダメな方も多々だと思うので自粛。

今年も私はお肉コーナー。

毎年イベリコ豚を輸入されるニューワールドトレーディング様からのご提供品で1コーナー担当して作らせて頂いていますが、今年はトントロ部位がたくさん。甘くて旨みがある脂に感動。シンプルに焼いて熱々を召し上がっていただきたいと、ライブで目の前で焼くことにしました。来たのは塊だったので全て一口サイズの薄切りに全てハンドカット。

しかし、機械ではなく半解凍のかためのお肉を3ミリ厚さに全てハンドカット、しかも１人で笑…！（全解凍すると柔らかで脂が体温でとけてスライスが難しいため）時々手をグーパーグーパーさせてリフレッシュさせながらも腱鞘炎になるかと思いました(*'▽'*)笑　

チェリーテラス様は昔から学院に色々とご提供下さっていて、バーミックスも日々の授業で大活躍。今Instagramでアンバサダーをさせて頂いていることにも不思議なご縁を感じています。ホワイトバルサミコは焼きたてお肉に乗せる贅沢なネギダレに使用。また来ちゃいました、とお代わり続出でした！

家庭料理を教える学校だから大量調理向けの機械などはもちろんなく、この規模の人数をもてなすのに出来合いも使わず、１０名ちょっとで４００名分料理をオール手作業って、毎度すごいなあ〜(°▽°)と思います。

他には巨大寸胴鍋、巨大雪平鍋、計６個分に豚肩と落合芋の豆鼓煮を。もう退職された尊敬する先輩から引き継いだ味を、頂くお肉の部位が異なる度にそれぞれの部位の良さが引き立つように毎年私なりに少しずつアレンジしてみています。

こちらは見本の盛り付けですが、常に鍋を温め続けて熱々をご提供しました。

最後はお肉に添える付け合わせに桜わさび菜のナムル。

森ですね！！笑　準備２日目は１人ではなく、引き継ぎをかねて後輩と２人。

やっぱ２人って楽だわ。・°°・(＞_＜)・°°・。♡一人がこれをしている間にもう一人が次の作業をできるから。

というか 1で作業が鬼という説・・・。笑

来年から一人だと思うけどくじけず頑張るんだよ・・。・゜・(ノД`)・゜・。

（当日、時計一周立ちっぱなしな過酷な環境に

足の裏に激痛が走った後輩。片付けの日もびっこをひきながら出勤…のち病院に。足の裏に肉離れを起こしてたみたい、ひいぃ…重いものを運びっぱなし、立ちっぱなしの数日だったもんね。頑張りすぎたのね…お大事に涙）

なんて大変なことを先に書いてますがいざ始まるとほんと楽しい。また、毎年学校を卒業されて活躍されていらっしゃる先輩方に再会するのもこの会ならではの楽しみ。

私が当日お昼休憩に３０分行っている間に、豆鼓煮に添える大量の白髪ねぎを華麗な細さでマッハで完了させてくださっていたケロミちゃん先生。その後、前菜チームの加勢に行かれ、その後ギリギリ間に合うか間に合わないかの和食チームの加勢に行かれてました。１００人力とはこのことを言うのですね。感謝です〜〜（T_T)♡

惚れ惚れな白髪ネギ。

スタートする前に撮影した院長と副院長と桜の前で。

腕を組みながら「ツナちゃん卒業前のお花見なのね🌸」と言われてちょっとほろり。入社してから、毎日バタバタ過ごしていたら気がついたら７年目。９月で８年目目前での卒業・・たくさん失敗して怒られて、たくさん反省して学び、たくさん素晴らしい機会、開発や撮影、授業、イベント…沢山のお仕事をいただいたおかげでこんな風に「提供品のこの食材で４００人分メニュー考えて」に限られた人数、限られた日数、限られた調理器具でどんな料理でそれぞれどこまで事前に進めるかなどスケジューリング対応できるようになったと思ってます。あんなヘッポコだったのに…まだまだヘッポコだけど育てていただいた感謝を胸に、あと２ヶ月頑張ります。

前菜やチーズ、和食、ドリンク、カレー、デザートなどなど他のコーナー。１周回るとお腹いっぱいになる流れ。皆様思い思いにまわったりお代わりしに来てくださったり。